(微量危険物に隔離の必要がありますか?)

Q.
微量危険物に隔離の必要がありますか? (2010.11.30)
A.
52版のDGR 2.6.1のApplicabilityに黒丸が8個あります。これらは、微量と言えども遵守しなければならない項目です。

四つ目の黒丸に5.0.2.4(容器のメーカーからの情報)、5.0.2.6.1(容器との直接接触)、5.0.2.8(空隙を残すこと)、5.0.2.9(圧力差要件)と5.0.2.11(a)(隔離の要件)があります。微量危険物を同梱する時には、荷送人は主危険性、副次危険性を問わず、Table 9.3.Aで隔離の必要性をチェックしなければいけません。

微量危険物のマークには、主危険性のみを記入します。受託の際のチェック・リスト使用は不要と2.6.9 Notes 1.に書いてありますが、使用するか、使用しないかは航空会社の社内規定によります。なお、NOTOCは不要と2.6.9 Notes 2.に書いてあります。

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