(包装基準PI 965のリチウム・イオン電池のワット時表示の期限が食い違っています。説明して下さい。)

Q.
包装基準PI 965のSection Iには、2011年12月31日以降に製造されたリチウム・イオン電池にはワット時表示が必須であると書いてあります。同じ包装基準のSection IIには、ワット時の限度は100Wh以下とし、ワット時の表示は2009年1月1日以前に製造されたものには不要であると書かれています。ワット時表示の期限日数が矛盾しています。  (2011.1.31)

A.
当初はSection IIに該当する100Wh以下の小容量のリチウム・イオン電池がケースにワット時表示をする対象になっていました。このワット時表示の規則は2009年1月1日以降に生産されるものに適用になりました。なお、2009年1月1日以前に生産され、ワット時表示のないものは、2010年12月31日までワット時表示がなくても輸送可能の例外が設けられていました。

国連の危険物小委員会はその後、表示のないバッテリーが暫らくの間、輸送され続けられる可能性があることを知りました。ワット時表示の要らないSection Iに該当する大容量のバッテリーと2009年以前に製造され、ワット時表示が免除されている小容量のバッテリーとの区別がつかなくなることが分かりました。と言う次第で、国連の危険物小委員会は100Whを超える大容量のバッテリーに2012年1月1日以降、ワット時表示を義務付けました。

このような次第で、行く行くはすべてのリチウム・イオン電池にワット時が表示され、荷送人始めすべてサプライ・チェーンに携わる企業の人達に正しい規則の適用が明解になります。


[閉じる]


Copyright (C) 2003  Kinoshita Aviation Consultants All rights reserved.

iata Tozaisha  ʪ§ IATA DGR ߥʡ