(OPEN ULDとCLOSED ULDの違いを教えて下さい。)

Q.
DGR 9.3.15.3のところにOPEN ULDとCLOSED ULDが書いてあります。違いを教えて下さい。  (2011.3.31)

A.
ULDと言うのはUnit Load Deviceの頭文字をとったもので、単一搭載用具とでも訳しますか、広胴型の航空機の荷役を簡便、且つ、迅速化するために、航空機の胴体の断面に合わせたコンテナやパレットを使用し、航空機の到着以前に地上でバラの貨物をコンテナやパレットに組み上げ、コンテナやパレット単位で航空機への搭載、取り卸しを行ない、航空機が地上に滞留している時間を短縮し、貨物の損傷を防ぎ、一石五鳥のような働きをする仕組みです。

CLOSED ULDと言うのは 『密閉』 されたULDで、テープなどでコンテナのカバーやドアの隙間を塞ぎ、外気の流通を遮断したものです。植物検疫などは、最初到着空港で病害虫の検査が必要ですが、植物防疫所が認めるCLOSED ULDに収納されていれば、内陸の空港までそのまま航空輸送し、内陸空港で病害虫の検疫を受けることが出来るものです。

OPEN ULDとは逆に何もしていないコンテナやパレットの事を言います。DGR 9.3.15.3で言及している事は、CLOSED ULDに食料・飼料が収納され、危険物が別のCLOSED ULDに収納されていれば、航空機内で隣り合わせに搭載されていても差し支えないと書かれています。


[閉じる]


Copyright (C) 2003  Kinoshita Aviation Consultants All rights reserved.

iata Tozaisha  ʪ§ IATA DGR ߥʡ