(UN 3363 Dangerous Goods in Apparatus/Machineryの外装容器は国連容器でしょうか?)

Q.
UN 3363 Dangerous Goods in ApparatusもしくはDangerous Goods in Machineryの外装容器は包装基準 962を見るとStrong outer packaging such as ….… とあって種々の材質が掲載されています。それらには国連の外装容器コードが付いていません。どのような外装容器を使用すればよいのでしょうか? また、外装容器を複数オーバーパックしてもよいでしょうか? (2011.6.30)
A.
UN 3363 Dangerous Goods in ApparatusもしくはDangerous Goods in Machineryの包装基準PI 962で規定しているStrong outer packaging (強固な外装容器) と言うものは、内容物の大きさや重量を支えきれる強度を持ち、内容物の大きさと重量の比率も勘案して輸送における衝撃などに対し無事故で、耐えられる容器と言う常識的な解釈以外に、特に定義はありません。

例えば、重量による差もありますが、段ボール箱の場合、2層か3層の段ボールを使用してあれば充分です。内容量は組み込まれている危険物もしくは残留危険物の純量が液体で0.5L、固体で1.0kg、ガス体は区分2.2に限って0.5kgを上限としています。完成している外装容器をオーバーパックしても差し支えありません。オーバーパックに必要な通常のマーキングを付けてください。

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