(国連容器に前から付いている危険性ラベルの処理)

Q.
国連規格容器を使って引火製の液体 (Class 3) を輸送します。容器に以前から Class 3 の危険性ラベルが貼られています。別の面に、荷送人・荷受人の住所・氏名、内容物の UN番号、正式輸送品目名、数量などの情報と必要なラベル・マークを表示します。
前から貼られている Class 3 の危険性ラベルはつけたままにして置いて良いでしょうか?別の面に必要情報はすべて表示されているのですが、搬入の際に、航空会社がいろいろチェックされて問題になっては困ります。処理の仕方をご教授ください。 (2023.5.31)
A.
国連規格容器を使うそうですね。国連規格容器の UNマークが表示されている輸送容器の側面がその容器の正面と認識されています。容器の正面にすべての情報、ラベル・マークを表示することになっていますので、Class 3 のラベルがその正面に貼られているのであれば、そのまま利用すれば構いません、Class 3 のラベルが違う側面に表示されていたら、排除して、改めて 国連規格容器の UNマークが付いている容器の正面にすべての情報とラベル・マークを表示してください。

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