A.
Table 3.6.C “蒸気吸入毒性図表Vapour Inhalation Hazard Diagram” は Table 3.6.B “蒸気吸入毒性Vapour Inhalation Hazard”を図解したものです。

蒸気Vapour magnitude (V) を横軸にとり、吸入毒性(LC50)を縦軸にとっています。 PG I については、斜めの線が (V) 10mL/m3 (横軸) から立ち上がり1000mL/m3 の段階で飽和します。この線で囲われた範囲がPG Iの範囲となります。 V が 1 のところから立ち上がり、3000mL/m3 のところで飽和状態になるのがPG IIの範囲となります。更に Vは0.2のところから立ち上がり5000mL/m3の線まで伸びているのがPG IIIの範囲となります。その更に右は “Not dangerous for transport” の範囲となります。

ｍLm3単位の吸入毒性 (Inhalation Toxicity) (LC50) のデータとmLm3 単位の蒸気吸入毒性 “V” のデータをTable 3.6.C の図表の上に投影すればPG の決定を容易に出来ると思われる。