(危険物申告書の荷送人と荷受人の名称の記入方法についての質問です。)

Q.
DGR 8.1.6.1 Shipper (荷送人) の名称と、8.1.6.2 Consignee (荷受人) の名称の記入方法についての質問です。会社名を記入すれば、担当者の個人名は記入する必要はないと言う意見もあり、解釈からすると会社名の他に担当者の個人名も必要であると言う意見もあって、正解を知りたく連絡をさせて頂きました。 (2021.8.31)
A.
DGR 8.1.6.1 Shipper (荷送人) には “Enter the full nme of the shipper.” (荷送人のフルネームを記入する。) とあり、DGR 8.1.6.2 Consignee (荷受人) には “Enter the full name of the consignee.” (荷受人のフルネームを記入する。) とあります。個人名であれば、例えば、 ”Benjamin Kinoshita” と、会社名であれば、例えば、 “Kinoshita Aviation Consultants” とフルネームで記入することになっています。DGR巻末の危険物の受託チェックリストにも同じように質問の2問目に書かれています。仮に個人名で “B. Kinoshita”、或いは単位 “Kinoshita” と書かれている場合でも、通常は受託をしています。要は連絡が取れる個人名もしくは会社名であれば良いのです。ICAO/IATA共に full name (フルネーム) 以上の要求はしていません。法人としての会社名のほかに担当の個人名を記入する必要もありません。担当者名は申告書の署名欄もしくは AWBを参照すればわかります。

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