(特別型放射性物質と非特別型放射性物質の同梱の質問です。)

Q.
私は特別型放射性物質と非特別型放射性物質が同梱 (APIO – All Packed In One)されているのを見たことはありませんが、そのようなことは可能なのでしょうか? UN3332 Radioactive Material, Type A package, Special Form と UN2915 Radioactive Material, Type A package (Other Form) を同一の外装容器に APIOとして収納して良いのでしょうか? ご教授ください。 (2021.6.30)
A.
答は「可能」です。

特別型放射性物質と非特別型放射性物質を同一のType A 外装容器に APIOとして収納して差し支えありません。 DGR 10.3.11.4.3に2つのシグマ計算式を含む計算式が表示されています。 最初のシグマ計算式には特別型のA1数値が分母にあります。これは一般危険物の同梱の計算式 Q = n1/M1 + n2/M2 ….と全く同じで、特別型のQ値を計算します。2番目のシグマ計算式は非特別型のA2数値が分母にあります。一般の危険物のQ値計算式と同じです。

特別型のQ値と非特別型のQ値を加えた総Q値が1を超えていなければ、同じType A外装容器にAPIO同梱出来ます。

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