(新しい PSN, Dangerous goods in articles (UN3363) についての質問です。)

Q.
2021年1月1日から有効になるDGR 62版で紹介される新しい正式輸送品目名 Dangerous goods in articles (UN3363) についての質問です。DGRのPage xxiii に掲載されている新版の顕著な変更点を読んでも、SP A107やPI 962の説明を読んでも、以前の二つの正式輸送品目名、Dangerous goods in apparatus 並びに Dangerous goos in machinery は両方とも削除され、新しい正式輸送品目名の Dangeous goods in articlesに変わると理解していました。ところが、DGR 4.2. の危険物リスト (青いページ) に何と正式輸送品目名が三つとも載っているではありませんか! これでは、荷送人がその都度、品物に合わせて PSNを選択するのですか? 新しい正式輸送品目名を加えた意味がありません。混乱しています。PSNの正しい選択方法を教えてください。 (2020.11.30)

A.
私が理解するところでは、当初、国連の小委員会で討議されていた趣旨は現在 UN3363に割り当てられていた二つの正式輸送品目名 (Dangerous goods in apparatus とDangerous goods in machinery) は新しい正式輸送品目名のDangerous goods in articles に置き換えられるはずでした。ところが、輸送の安全を推進する一助にもならない微細な改訂のため、業界のシステムや仕事の手順の変更を強いるのは厳に慎まなければならないと言う声が上がり、以前のPSNはそのまま残し、新しいPSNを加えることに落ち着いたのだそうです。しかしながら、SP A107やPI 962の変更点を見れば分かるとおり、方向性としては荷送人に新正式輸送品目名のDangerous goods in articles へ移行することを示しています。

考え方としては、2019年に合意を得た一連の正式輸送品目名 “Articles containing dangerous goods, n.o.s.” の考え方を受け継いでいるのです。


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