(微量危険物の同梱の場合のラベルについての質問です。)

Q.
異なる分類の微量危険物同士を同梱する場合、外装にマークする「微量危険物包装物マーク(Excepted Quantity Package Mark)」(DGR 図2.6.B) には各危険物の主危険性を一つのマーク内に記載するのですか? 或いは、主危険性ごとにマークする必要があるのですか? どちらのマークの仕方が正しいのか教えてください。 (2020.3.31)
A.
異なる微量危険物を同梱する場合、出来上がった輸送物に Figure 2,6,B のExcepted Quantity Package Mark を1枚貼り、asterisk (*) 1 個のところに同梱した微量危険物の主分類番号もしくは主区分番号を記載します。空白の許すかぎり収納されているすべての危険物の主危険性を番号で表示します。根拠は DGR 2.6.7.11の 2番目の文章に “The primary hazard class or when assigned, the division of each of the dangerous goods contained in the package must be shown in the mark.” とあります。訳すと「包装物に収納されている各個の危険物の主危険性の分類番号、また、割り当てられていれば、区分番号をマークに表示しなければならない。」となります。

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