(中国でのリチウム電池の規定についての質問です。)

Q.
中国発の輸送では、電池メーカー或いは、リチウム電池を同梱したセットメーカーのテストサマリーだけでは輸送が出来ず、行政が指定した検査機関から発行される「道路輸送条件許可証書」が必要になります。申請には、テストサマリーではなく、UN 38.3 のテストのフルレポートが必要で、中国当局が指定した検査機関の一つが「上海科工研究院」です。2009年1月1日からIATA規則でリチウム電池輸送規則が強化された時にも、1.2m落下試験の上海科工研究院の認可証が必要と言う運用がありました。これらの中国内の運用ルール、通知等について教えてください。

1. どう言う規定なのか
2. そのURL情報、または規制の中身
3. テストサマリーのフルレポートによる検査機関の承認が必要なのは、リチウムイオン電池とリチウム金属電池なのか
4. 1.2m落下試験も、現在もこの中国行政が指定した検査機関から発行される許可証が必要か (2020.3.31)

A.
残念ですが、中国の規則は理解に苦しむことが多く、根拠も実施要領もよく分かりません。同じ法規でも都市や空港が異なると、違った運用をされます。人によっても、法の解釈や運用が変わります。ICAO/IATA ではテストサマリーは電池の製造会社のホームページに掲載するだけで充分で、紙媒体で輸送の都度、提出する必要はありません。疑念がある場合は、航空会社は38.3のフルレポートを要求することが出来ます。解釈によっては、中国には 38.3の試験も行なわず、虚偽の申告をし、或いは、無申告のリチウム電池をデジカメの部品と虚偽の申告をする悪質な荷送人が多いので、中国当局として意図的に厳しくチェックをして悪質な貨物を排除しようとしているのかもしれません。そうであれば、規則を厳しくするのは大歓迎です。


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