(放射性物質のLSAとSCOに関する質問です。)

Q.
① LSA 物質 UN 2912、UN 3321 及び UN 3322 について:
DGR 10.7.1.3.3 に記載されている必要マークの他に、Class 7 の危険性ラベルは必要ですか? 必要であれば、内容物 (Contents)、放射能値 (Activity) 及び輸送指数 (TI) はどのように記載するのですか?

② SCO UN2913 について:
この包装物にはどのようなマークとラベルが必要ですか?

③ 最大許容重量の明記が総重量50 kg以上の包装物には必要:
何故50 kg なのですか? 何故必要なのですか? どのように説明すれば良いでしょうか? (2019.7.31)

A.
① LSA material, UN2912 (LSA-I)、UN3321 (LSA-II) and UN3322 (LSA-III) の危険性ラベルについて:
DGR 10.7.1.3.3 “Industrial Package Specification Marks” で必要とされているマークに付け加えて、DGR 10.7.1.3.1 “General” で必要とされているマークも忘れてはなりません。また、DGR 10.7.3.1 “Hazard Label” に規定されているClass 7 の危険性ラベルも必要です。そこに記されているとおり、青いページの4.2危険物リストのD欄に必要なラベルが示されています。Class 7 の危険性ラベルにはDGR 10.7.3.3 “Label Marking” (即ち 10.7.3.3.1 “Contents”; 10.7.3.3.2 “Activity” 及び; 10.7.3.3.3 “Transport Index (T.I.)” の表示が必要です。

② UN 2913 Radioactive material, surface contaminated object (SCO-I) のマークとラベルについて:
この答えは、上記 ① の解答と同じです。 DGR 10.7.1.3.1 “General” のマークと、DGR 7.1.3.3 “Industrial Package Specification Marks” のマークの両方が必要です。 青いページの危険物リストの D 欄にClass 7 の危険性ラベルが必要と記載されています。危険性ラベルの内容物 (Contents)、放射能値 (Activity) 及び輸送指数 (Transport Index (TI)) についても前記 ① の解答と同じです。

③ 総重量50 kg 以上の件:
総重量の50 kgは放射性物質の貨物の取り扱いにおいて、人力のみに頼らず、フォークリフトのような機械を使えと言う警告から始まったと聞いています。 作業員が腰を痛めることが無いように配慮したのです。ご存じのとおり、放射性物質の包装物は遮蔽のための厚い鉛の壁が備えられていて、見た目の大きさよりも重量が重いのです。小さな容器でも100 kgを超す重量のものがあります。


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