(2種類の危険物を含む接着剤の申告書の作り方の質問です。)

Q.
この特殊な接着剤は2種類の危険物、UN2914 Flammable liquid, corrosive, n.o.s.★ Class 3 (8) PG IIとUN1866 Resin solution Class 3 PG II の2つの液体から構成されています。それぞれ物理的に分割されたプラステイックのアンプル (内装容器) に収納されています。内容物の噴出時に2つの液が1つに交じり合って混合され、特殊な接着剤として使用されます。1ユニットに入っている各々の液体の量は0.025Lです。10ユニットを小量危険物としてファイバーボード製の外装容器で輸送します。申告書の書き方をご教示ください。 (2019.7.31)

A.
お尋ねの件、特殊な接着剤は2種類の液体危険物、UN2924 Flammable liquid, corrosive, n.o.s.★ Class 3 (8) PG II 0.025L PI Y340 MAX 0.5L、及びUN1866 Resin solution Class 3 PG II 0.025L PI Y341 MAX 1.0Lがそれぞれ独立したプラステイックのアンプルに収納されていると解釈します。それぞれの液体が独立したアンプルに0.025Lづつ収納されていて、使用時に2種類の液体が混合され、強力な接着剤になるとのこと。2種類のアンプルが束になって一つのユニット人っている。そのユニットを10ユニット(液体の正味量はそれぞれ0.25Lとなる) を少量危険物として輸送する場合、申告書は下掲のように書きます。アンプルを内装容器とし、fibreboard boxを外装容器と見做しています。

UN2924 PSN // 3 (8) // PG II // 0.25L // PI Y340
UN1866 PSN // 3 // PG II // 0.25L // PI Y341
 All packed in one fibreboard box
 Q = 0.8

別のアングルから考えると、このユニットが、例えば、2つの異なった液体が入っているプラステイックのアンプルを機械的構造によって開け、2つの異なった液体を機械的に混合し、接着剤を作り出すようになっている場合、即ち、装置 (Apparatus) と呼べる構造になっている場合には、UN3363 Dangerous Goods in Apparatus を適用できると思われます。外装容器には国連容器を使用の必要はなく、包装基準 PI 962 に準拠し、1個の外装容器に収納できる液体の総許容量の0.5L以内であり、特別規定SP A48により容器の性能試験は不要になっていて、より簡単に安価に輸送が可能となります。


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