(UN1327 Hay (干し草) や Straw (麦わら) についての質問です。)

Q.
UN1327 Hay (干し草) や Straw (麦わら) はDGRでは輸送禁止ですが、SP A2/SP A198 で輸送可能となっています。 SP A198では、濡れたり、湿っていたり、油で汚染されていない場合は、本規則の適用を受けないと記載されています。どうして濡れていたり、湿っているのがダメなのか? 色々調べてみても答えが出ません。微生物が干し草の中で活動し、結果、発酵が始まり、熱が出るのでしょうか? 乾燥している干し草や麦わらが、素人的には火が付きやすく危険と思ってしまいます。ご教授ください。 (2019.5.31)

A.
専門書によると、干し草や麦わらは俵にする前に完全に乾燥させなければなら ないし、貯蔵する際には乾燥した状態にしておかなければならないとあります。もし、過度に湿った干し草を俵にした場合、また、貯蔵中濡れてしまった場合は、自然発火性の顕著な危険が生じます。外で貯蔵されている干し草は、積み方に留意して、湿気を呼ばないようにしなければなりません。半面、干し草は熱源や炎の近くに置いてはなりません。干し草や干し草から出るホコリは引火性が極めて高いのです。干し草は濡れないように貯蔵しなければなりません。濡れた干し草にはカビ (糸状菌) が発生したり、傷んでくると栄養価が落ち、家畜が病気になりやすくなります。濡れた干し草は自然発火性 (spontaneous combustion) の性質があるのです。


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