(超低温液体と生きている動物との積み合わせに付いての質問です。)

Q.
DGR 9.3.13.1 にドライアイスと動物を積むときには、ドライアイスが昇華して発散する炭酸ガスは空気より重いので、動物をドライアイスよりも高い位置に積むようにと書かれていますが、超低温液体に付いては何も書かれていません。高い位置に積むとか、隔離をする必要はありませんか?  (2019.4.30)

A.
超低温液体の代表者は液体窒素とヘリウムです。

液体窒素は UN1977 Nitrogen, refrigerated liquid で温度はマイナス195.79℃、比重は液状で 0.807、ガス状で 1.25で、ヘリウムは UN1963 Helium, refrigerated liquid で温度はマイナス268.928℃、比重は、液状で 0.145、ガス状で 0.1786 です。
ガス状の窒素はドライアイスと同じで、空気よりも重く、床にたまります。ヘリウムは逆に空気よりも軽く、天井に溜まります。

規則書にどのように書いてあろうと、動物が窒息するか、凍え死ぬのを避けるため、同じ貨物室には搭載しません。


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