(UN3316 Chemical Kit, First Aid Kit についての質問です。)

Q.
Chemical Kit をブルーページで確認するとPAXで輸送できる制限は10 kgと記載があります。PI960によると内装容器は液体の場合250 mLまで、個々の危険物で1.0 L、包装物当たり10 kgと記載があります。救急キットの箱が外装容器で、中に入っている容器が内装容器のイメージでいましたが、改めてキットを外装容器に入れなければいけないのでしょうか?  (2019.2.28)

A.
UN3316 Chemical Kit, First Aid Kitを国連容器で輸送する場合はPI 960 を使用、小量 危険物で輸送する場合はPI Y960を適用します。試薬のキットや救急箱に収納する個々の危険物の量は下記のとおりになります。

液体の場合、内装容器は250mLが限度、1個のキット内の薬品の総限度量は1.0Lです。250mLの薬品を4個まで収納できます。固体の場合は、内装容器は250g、1個のキット内の薬品の総限度量は1.0kgです。250gの薬品を4個まで収納できます。

国連容器 PI 960には10kg (即ち、10キット) 収納できます。小量危険物の PI Y960では1.0kg (即ち、1キット) しか収納できません。

キットは中間容器と考えてください。内装容器はキットの中に入っているそれぞれの薬品が入っている小さな容器です。複数の薬品が入っている救急箱をキットと呼び、PI 960に指定されている国連の外装容器にキットが10個まで収納することが出来るのです。救急箱や試薬のキット箱にいちいち国連の規格容器の検査を受け、国連規格マークを表示し、使うのは、コストがかかり無駄なことです。複数の小瓶をキットに入れ、複数のキットを国連規格の外装容器に収納するのです。


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