(Class 8 の危険物との積み合わせについて。)

Q.
困ったことに一般貨物 (電線) を出荷したのですが、パレットに積み付けた電線の上に載っていた他社の危険物貨物 (Class 8 UN3265 Corrosive liquid, acidic, organic, n.o.s.) が液漏れを起こし、到着時にブレークした際、電線が濡れていました。銅線ですから、腐食性の液体は「天敵」です。航空会社は非危険物と危険物を隔離することなく ULDに搭載するのは一般的なのでしょうか? ハンドリングや隔離には疎く、お教えください。 (2018.10.31)

A.
災難でしたね。航空会社は危険物と危険物の隔離は地上でも、航空機内でも厳しく行なっています。危険物と一般貨物の隔離は、ドライアイスと生き物のような場合は隔離をしますが、電線とClass 8の物質との隔離は指示のないかぎり致しません。電線のAWBに「腐食性液体とは隔離をしてください」と言う指示を出して置けば隔離をします。貨物の予約を入れる時に、その旨、伝えてください。

本件の損害賠償については、電線の損害を航空会社に提示してください。航空会社には運送責任があります。手続き上は、Class 8の貨物の液漏れにより、航空機や貨物が損害を受けたのですから、航空会社は Class 8の貨物の荷主に対して全体的な損害賠償を求めます。貴方が、直接Class 8の貨物の荷主に交渉することはありません。電線の損害賠償の交渉は、すべて貴方と航空会社の間の交渉になります。


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