(UN 1219 Isopropanol に関して教えてください。)

Q.
荷送人がUN 1219 Isopropanol solution として貨物を申告して来ました。添付された安全データシートにもUN 1219 Isopropanol solution, Class 3 PG IIと記してあります。これは、UN 1219 Isopropyl alcohol の方が適しているのではないかと思いますが、如何でしようか? Isopropanol solution では Table 4.1.A の表にも該当しません。ご教授ください。 (2017.5.31)

A.
この物質は、MSDSにあるように UN 1219 Isopropanol solution, Class3, PG II として申告するのが正しい申告です。

正式な化学組織名は 2-プロパノール (Propan-2-ol) と言い、第二級アルコールの一種で、化学式は C3H8Oで、慣用名にイソプロピル・アルコール (isopropyl alcohol)、イソプロパノール (isopropanol)、ディメチル・カービノール (dimethyl carbinol) と名称は違いますが、すべて同じ物質で、同じ国連番号です。UN 1219 Isopropanol solutionとして申告しているのは、Isopropanolの純粋な液体ではなく、混合液なので、クラスも、包装等級も変化がないので、DGR 4.1.3.1 Example 6の例に従い、主たる物質に影響のない混合物は主たる物質の正式輸送品目名、国連番号をそのまま使用し、solution (或は mixture) の言葉を付け加える事になっている規定に従っている訳です。

混合物ですから、純粋な物質を表すUN 1219 Isopropyl alcoholは誤りで、UN 1219 Isopropanol solutionもしくは UN 1219 Isopropyl alcohol solution と solution の言葉を加えた正式輸送品目名になります。


[閉じる]


Copyright (C) 2003  Kinoshita Aviation Consultants All rights reserved.

iata Tozaisha  ʪ§ IATA DGR ߥʡ