(リチウム・イオン一次電池についての質問です。)

Q.
一般的には希少な「リチウム・イオン一次電池」ですが、この電池を『単体』として輸送する場合、充電率30% の規定の適用について疑問があります。DGRの巻末の付録Aには、メタル電池は一次電池 (再充電不可)、イオン電池は二次電池 (再充電可) との表現があります。これを言葉通りに解釈すれば、充電率の要件は関係ないように思えます。しかし、私は、この電池がUN3480 Lithium ion batteriesに識別されたならば、PI 965に従うことから、充電率30% の要件は満足させなければならないと思います。ご意見をうかがわせてください。 (2016.6.30)

A.
DGRの巻末のAppendix AのLithium Battery と Lithium Cellsを読みますと、電気化学的に考察すると、一次電池であるとか、二次電池であるとかの電池機能に関わらず、構造上 リチウム金属もしくはリチウム合金を使用した電池はUN 3090に分類され、リチウム・イオンもしくはリチウム・ポリマーを使用した電池はUN 3480に分類されるとあります。この分類はセル(単電池)でもバッテリー(組電池)であっても変わりません。ご相談のリチウム・イオン一次電池を『単体』として輸送する場合はUN 3480 に割り当てられ、包装基準 PI 965が適用になり、充電率 30% の要件を満たさなくてはなりません。


[閉じる]


Copyright (C) 2003  Kinoshita Aviation Consultants All rights reserved.

iata Tozaisha  ʪ§ IATA DGR ߥʡ