(PI 910の記述の解釈:容量500 mL以下の金属の内装容器で非毒性の引火性エアゾールはID 8000として輸送できるでしょうか?)

Q.
PI 910の記述の解釈で質問があります。容量500 mL以下の金属の内装容器で非毒性の引火性エアゾール(例: UN 1950 Aerosols, flammable)はID 8000として輸送できると言う理解は正しいでしょうか? (2010.5.31)

A.
正しいです。 PI 910の(h)に、次のような記述があります。関連する個所に下線を引いて置きます。

(h) Class 2 の物質は、液体、粉末もしくはペースト状の内容物を噴出するために必要な非毒性の圧縮ガスもしくは液体ガスを含むエアゾール製品に更に制限される。充填できない非金属製の内装容器に包装されていて、その個々の内容物が120mL (4 Fl.oz) を超えていないこと、または、充填できない金属製の内装容器に包装されていて、その個々の内容量が820mL (28 Fl.oz) を超えていないこと [ただし、引火性のエアゾールについては、その個々の内容量が500mL (17 Fl.oz.) を超えていないこと] で、いずれの場合にも、下記の要件を満たさなければならない。

別に、特別規定A112に、次のような記述があります。

A112 Consumer commodities(日用品)に含めてよいものは、Class 2の非毒性のエアゾールのみ、Class 3で包装等llとlllのもののみ、区分6.1で包装等級lllのもののみ、UN3077、 UN3082、UN3175で、これらすべてのものに副次危険性があってはならない。危険物で旅客機での輸送が禁じられているものは、日用品として輸送されてはならない。

従って、容量500mL以下の金属製内装容器で非毒性の引火性エアゾール(例: UN1950 Aerosols, flammable)をID8000 Consumer Commodityの中に入れて輸送できます。


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