(有機過酸化物のPSNの付け方を教えてください。)

Q.
UN 3103 Organic peroxide Type C, liquid (Tert-butyl peroxybenzonate 80%, Cumyl hydroperoxide 20% mixture) と荷送人が申告書に記載して来ました。付録のC.2に Tert-butyl peroxybenzonate と Cumyl hydroperoxide が両方とも別々に載っています。どうして、UN 3103に決定されたのでしょうか? (2012.6.30)

A.
Tert-Butyl peroxybenzonate 80% はTable C.2を見ると、Concentrationが77-100に当てはまりますからUN 3103になります。

混合物の場合は、パーセンテージの高い方で判断しますが、一応、Cumyl hydroperoxide 20%をTable C.2で調べると Concentration が90% より低いので、UN 3109が適用になり、Note 18でCorrosiveのsubriskラベル不要となります。

青いページで見ると、UN 3103はOrganic peroxide Type C, liquid ★で、UN 3109 はOrganic peroxide Type F, liquid ★になります。Type Aは危険度が高く輸送禁止、Type Gは危険度が低いので危険物に適用せずにnot restrictedになります。この場合、パーセンテージが高く、且つ、アルファベットの順位が先、即ち、危険度がより高いUN 3103 Organic peroxide Type C, liquid (Tert-Butyl peroxybenzonate 80%, Cumyl hydroperoxide 20%) が正しい選択になります。青いページでお分かりのように、同じPI 570を使用しても、許容最大数量はType Cの方が少なくなっています。危険度の高い方のUNナンバーとPSNを選択します。

しかし、そう言っても、混合物の場合は、単に個々の構成物質の構成比率のみで混合物を判断してはいけません。物質が混合しているのですから、その混合された後の化学的変化も考慮に入れる必要があります。それについては、MSDSを調べる以外に方法はありません。


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